日本の見えないコロナ後遺症

日本における小中高校生の13%が、新型コロナウイルスパンデミックの影響によりうつ傾向を示していることが、ある研究で明らかになりました。マスク着用や会話を伴わない食事など、ウイルスの拡散を防ぐための行動制限が子供たちのメンタルウェルビーイングに影響を与えたと、国立成育医療研究センターが述べています。

この調査は、5年生から高校1年生までの約3,000人の生徒を対象に行われ、そのうち約1,900人または約60%が回答したと、東京に拠点を置く研究所が4月末に発表した研究で述べています。

うつ傾向は、うつ症状の頻度、集中力の低下、自己傷害の行為などの症状をモニタリングすることで判断されました。

調査結果によると、回答者のうち13%が中程度からより重度の症状を示し、病院への受診が必要であったとされています。

この数字は、前回の調査とは異なる学年を対象にしていたため直接比較はできませんが、2020年の6%や2021年の11%よりも大きな数値であると報告されています。

COVID-19の制限が緩和されたとはいえ、研究所は一部の子供たちが心身の回復に時間を要する可能性があると警告しています。

国立成育医療研究センターの社会医学部の森崎奈穂部長は、「大人たちは通常以上に子供たちに注意を払い、彼らの声に耳を傾ける必要があります」と述べています。