2020年の英語教育改革に向けて

2020年の東京オリンピックが楽しみです。

同時に、2020年から日本の教育が大きく変わります。

ゆとり教育 > さとり教育 > グローバル教育??の時代突入ですかね。

 

英語の教育は具体的には以下のように変わるそうです:

1.「読む」と「書く」力だけではなく「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能をバランスよく育成する

2.コミュニケーションの態度の育成

3.小学校で英語が教科になる

4.中学校で英語の授業時数が約3割増える、4技能バランスとれた授業に改善

5.高校では英語で英語の授業をすることが基本となる

6.大学入試に英語の面接やtoeflや英検などが導入される

 

とざっくりこんな感じです。

個人的には大学入試にtoeflや英検利用可能になることが一番大きな変化だと思います。

いままでtoeflは留学するために受けるテスト。英検は中学受験や高校受験の時に持っていたら有利。というテストだったのが、

大学入試に必要なテストに変わることは大きいです。間違いなく今後toefl と英検対策に力が入ります。

 

この動きに先立って、今の親と子供たちはあきらかに英語を重視した教育をされています。

 

TOEIC 2004年 平均スコア 約560点

TOEIC 2017年 平均スコア 約600点

 

TOEFL ibt 2004年 平均スコア 65点

TOEFL ibt 2015年 平均スコア 71点

 

英検準一級 2010年 合格者約 4,500人

英検準一級 2015年 合格者約 10,500人

 

データからもわかるように、ここ5年ほどで日本人の英語レベルはあきらかに伸びていますし、今後さらに伸びるはずです。

そこで一つ疑問に思います。文部科学省は2020年度からは教える側の英語教員にも英検準一かtoefl ibt 80点程度以上の英語力を確保することを

求めています。この程度の英語力では政府が求めているグローバル教育はできないのでは?

僕の生徒にも小中学生で英検2級や準一級を合格している子が何名もいます。帰国子女ではありません。

中には中学生の間に英検一級に合格した子もいます。同じく帰国子女ではありません。

今後こういう生徒が増えていく中で、英検準一程度の先生が十分に教えられるのでしょうか?難しいと思います。残念です。

今の日本は受験に成功するなら塾。

そして2020年以降は受験に成功するなら塾と英語スクールの学校外活動がさらに過熱化すると思います。

それに向けて僕もさらにレベルを上げていこうとおもってます! 

ある意味僕としては追い風なので嬉しいです。

 Bring it on 2020!!!