TOEICの問題が10年ぶりに改正されて、今年の5月から新TOEICになります。
TOEICの点数はよく日本の会社で社員の英語力を判断する目安として使われます。
しかし、TOEICは英検やTOEFLと違い、英語の会話能力を測ることができません。TOEICはReading SectionとListening Sectionしかないので、英語がほとんど喋れなくても文法と単語とリスニングができれば高得点が可能です。
そこで今回のTOEICの改正には、実際会話をするセクションは加わりませんでしたが、ReadingとListening Section の問題がより会話力を重視した問題に変わります。
例えばListening Section では今まで2人の会話を聞き取る問題から、3人の会話を聞き取る問題が加わりました。
Listeningに出てくる会話の文章もより会話に近いFragment(英語の省略形)などが加わります。
Reading Section ではテキストメッセージやオンラインチャット形式で複数名がやり取りを行う問題が加わり、より現代に近い会話の形式に変わります。
より英語の会話力がある人が高い点数を取りやすくなったので、これからのTOEICには会話力を高める対策が必要となります。
新TOEICの対策を一緒に頑張りましょう!