頭の違いではなく努力の違い(小学生編)

Hello Eugeneです、

小学生の時クラスや学年で頭のいい子のことを:

”~ちゃんは天才だから”

”~くんは自分の何倍も頭がいい”

と子供も親も思ったことはありませんか?

10年以上何百人の生徒と一対一の濃厚なレッスンを続けてきた結論として、天才だと思った生徒は一人か二人(0.1%)しかいませんでした。この天才と思った生徒は瞬間記憶能力を持っていて、教科書や単語などに目を通したらほとんど覚えてしまうのでノートをとる必要もない感じでした。なので勉強時間が少なくてもすぐれた成績を維持できる人たちはたしかに存在します。

しかし、それ以外(99.9%)の天才といわれている生徒は単純にものすごく努力をしています。

小学生は周りの子がどれくらい勉強したりどんな日常を送っているのか全然わかっていません。なのでいつも100点近い点数をとっている子を天才とか頭が全然違うと錯覚してしまいがちです。現実は今まで教えてきた子はどの子も知能的にはたいした差はないと感じています。知能的には天才と言われてる子と普通と言われている子に1割ぐらいの差しか僕は感じ取れていません。じゃあ何倍もの差を感じるのはなぜなのでしょうか?それは努力の量と日常生活に答えがあります。

普通の小学生の勉強量(学校外)

宿題をする時間とテスト前に少し勉強するくらいなので 一日平均30分ぐらい

天才と言われる小学生の勉強量(学校外):

宿題、予習、復習、学校外のドリルやワーク、テストをつねに意識した勉強 一日平均4-5時間

普通の小学生の遊び方:

友達と遊ぶ、ゲーム、テレビのバラエティー番組をみる、テーマパークにいく、スマホでSNS、などが多い

天才と言われる小学生の遊び方:

本を読む、勉強に関係するテレビ番組をみる(NHKやニュースやドキュメンタリー)、絵をかいたりものづくり、図書館にいく、博物館にいく、美術館にいく、おじいちゃんおばあちゃんとあそぶ、などが多い

 

勉強量だけでも8-10倍の差がある上に、遊びにも勉強要素が意図的に入っているので、普通の子と天才といわれる子の知能がさほど変わらなくても何倍もの差を感じるのはここにあるのではないでしょうか?逆に言えば、勉強に限らず、才能がさほどなくても毎日4-5時間苦なく続けられることがあればその世界で天才といわれる日が来るのではないでしょうか?

何かの参考になれば幸いです。